汐留に、宮﨑駿さんがデザインした大きなからくり時計 日テレ大時計があります。
私はつい最近まで知りませんでした。都営大江戸線の汐留駅から、びっくりするくらい近いところにあります。
うさぴこんなに大きなものが、こんなに近くにあったとは。
今回は、その大時計が動くところを見てきた記録です。


動き出すのは、時間ちょうどではありません
これが、いちばんお伝えしたいことです。
私が見たのは15時の回でした。ところが、動き始めたのは15時ではありません。
15時の3分ほど前から動きはじめました。
公式サイトにも「毎回、およそ3分前から演出が始まります」と書かれています。15時に間に合うように行くと、出遅れます。
日テレ大時計の演出時間(2026年10月7日時点)
月~金:12:00/15:00/18:00/20:00
土・日:10:00/12:00/15:00/18:00/20:00
※毎回、およそ3分前から始まります
2つ、注意することがあります。
ひとつめ。祝日も「曜日」で決まります。 祝日だから土日の時間、ではありません。月曜日の祝日なら、月~金の時間で動きます。
ふたつめ。台風の接近などで雨や風が強いときは、中止することがあります。 こちらも公式に書かれています。



15時前から大時計の前でスタンバイ
幕が開くように、ブザーが鳴りました
時間が近づくと、ブザーが鳴りました。
劇場の幕開けのようで、それだけで気分が盛り上がります。
その20秒後くらいに音楽が鳴り出して、人形が動き出し頭部にあかりが灯り、からくりも動き出しました。
はじめは優しい音楽です。それが徐々に勢いを増していきます。
音楽が盛り上がってくると、文字盤もゆっくりクルクルと動き出しました。



時計職人さんたちが働いている様子が、音と動きで伝わってくるんです。
煙が勢いよく噴き出しシューッという音も聞こえました。
動いていたのは、ブザーが鳴ってから4分ほど。思っていたよりも、ずっと長く楽しめました。
大時計の中には、2つのチームがいます
あとから調べて、なるほどと思ったことがあります。
この大時計を作った会社(乃村工藝社)の説明によると、大時計の中には「音」を司るキャラクターと、「動き」を司るキャラクターが棲みついていて、時計全体でひとつの楽曲を作っているのだそうです。
日本テレビの公式サイトにも、各部分の名前が「音」と「動く力」に分かれて載っていました。
| 音 | 鐘一族(父・母・長男・次男)、音屋、楽器庫、ドラ、音箱、音の塔 |
| 動く力 | 鍛冶屋(親方・一番弟子・二番弟子)、大フイゴ、火箱、大時砲、ヤカンタンク |


私が聞いたシューッという音は、「動く力」のほうの仕掛けだったようです。
知ってから見ると、どの人形が何をしているのかが分かって、きっともっと面白いと思います。



次に行くときは、「音」の子たちを探してみます。
ひょこひょこ出てくる職人さんが、おかしくて
動きの中で、いちばん印象に残ったものがあります。
正面から見て左側にいる職人さんです。
奥から、ひょこひょこと前に出てくるんです。
その動きがひょうきんで、おかしくて。大きくて迫力のある時計なのに、こういうかわいらしい動きが混ざっています。



動きがひょうきん。かわいいんです。
ドラを鳴らしているのは、魚の尻尾でした
公式サイトに「大時計のひみつ」というページがあって、そこにこう書かれています。
「楽器庫」にただひとつ残ったドラ、そのドラを鳴らすのは魚の尻尾。
気になったので、近くまで見に行きました。
本当に、魚の尻尾でした。



魚の尻尾とかユニークですね。
公式が「ひみつ」として教えてくれているので、行くときはぜひ探してみてください。ほかにも、「鐘一族父母」の間の台に「S」の刻印があったり、大時砲の裏側のトビラに鍵があったりするそうです。
足元まで行くと、叩いた跡が見えます
この大時計、全体が手作業で叩き出された銅板で覆われています。
遠くからは分かりませんが、足元まで行くと、一枚一枚の継ぎ目と、打ち込まれた鋲がはっきり見えます。


時計台を支える足元の蹄が、とにかく力強い。
近くで見上げると、壮大でした。



想像を超える大きさでした。写真だと伝わらないのが、くやしいです。
大きさは高さ約12m、幅約18m。仕掛けは32か所もあるそうです。
一枚のスケッチから始まって、完成までに約4年かかったとのこと。2006年にできました。
知っておくといいこと
1. 真正面から見るのがおすすめです
いろいろな角度から見てみましたが、真正面がいちばんよく見えました。
左右に人形が分かれているので、どちらかに寄ってしまうと、片方が見えにくくなります。
2. ベンチがあります
大時計の脇にベンチがあります。
時間より早めに着いて、座って待つことができます。いい場所です。
3. 上を見続けるので、首と腕にきます
ずっと見上げることになります。
さらに、スマホを持ち上げて撮っていると、腕がぷるぷるしてきます。



腕が、もう限界で。
4分間ずっと構えているのはけっこう大変でした。
4. 海外からの方が、たくさんいました
私が行ったときは、まわりは海外からの方ばかりでした。
たくさんの人が集まっていましたが、押し合うようなこともなく、みんな静かに見上げていました。
休むなら、すぐ近くに
大時計のすぐ近くに、バビーズ汐留店があります。
アメリカンなお店で、BBQ Pulled Pork Sandwichをいただきました。付け合わせを選べます。ほろほろのお肉がたっぷりでボリュームがありお腹が満たされました。
アップルパイ🍎もおいしいお店です。コーヒーのおかわりも無料でいただけました。
お腹もいい感じに盛り上がってきました。



見上げて疲れた首を休めるのに、ちょうどいい場所です。
おわりに
瞬きするのも、もったいないくらいでした。
3分少しのあいだに、音楽が始まって、人形が働いて、文字盤が回って、煙が噴き出す。見ているあいだ、ずっと目が離せませんでした。
汐留駅から、本当にすぐです。無料で見られます。
次は、どの時間に行こうか考えています。夜の回も、きっと雰囲気が違うのだろうなと思っています。


大人のからだメモ
上を見上げて、スマホを持ち上げること4分間。終わったころには、腕がぷるぷるしていました。
参考
- 宮﨑駿デザインの日テレ大時計 公式サイト(演出時間・各部名称・大時計のひみつ/2026年10月7日時点)
- 株式会社乃村工藝社「宮崎駿デザインの日テレ大時計」(制作の経緯・素材・キャラクターの設定/2026年10月7日時点)
※演出時間や営業の状況は変わることがあります。お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

